【いえうる豆知識】駐車場用地を売却する流れ
駐車場として活用している土地を売却する場合は、どのように進めたらよいのでしょうか?
今回は駐車場用地売却の流れ、注意点などを解説します。
売却の流れ
駐車場用地を売却する際の流れは以下の通りです。
- 売却価格の相場を把握する
- 不動産会社に査定を依頼する
- 不動産会社と媒介契約を結ぶ
- 売却活動を開始する
- 購入希望者と交渉する
- 購入希望者と売買契約を結ぶ
- 決済・引渡しを行う
売却するためには、不動産会社に売却を依頼しますが、その前に自分で価格相場を把握しておきましょう。相場を知ることで、不動産会社が提示する査定価格が妥当かを判断できます。相場を調べる際は、不動産会社のホームページや国土交通省の不動産情報ライブラリなどを利用するのもオススメです。
不動産会社と売出し価格を設定する際、高く売りたいからといって市場相場から離れた価格に設定することは避けましょう。不動産会社と相談しながら、売れやすい価格にすることが大切です。また、購入希望者から値下げ交渉をされるケースもあります。値下げ交渉されることも念頭にいれ、値下げできない最低ラインも決めておくとよいでしょう。
その他の売買の手続きに関しては、一般的な土地取引と同じです。
駐車場用地を売却する際の注意点
駐車場用地を宅地として売却する際は、売却活動を始める前に駐車場の契約者との契約を解除する必要があります。
賃貸借契約書に契約解除の告知期間が記載されている場合は、それに従って告知します。記載がない場合にはなるべく早く告知しましょう。
法律では、貸主から一方的に契約解除できることが定められていますが、配慮にかける対応はトラブルになる可能性も。トラブルになると立ち退きに時間がかかってしまうこともありますので、契約者との手続きは丁寧に行いましょう。
スムーズに売却するためのポイント
駐車場用地を売却する際、売却後の土地の用途を購入者に委ねることで、買手を広く探すことができます。
駐車場のまま売却すると、駐車場経営をしたい人にしか興味を持ってもらえません。用途を限定しなければ、自宅やアパート・マンション、店舗などの土地を探している人が買手となります。売却時には「用途自由」と条件に記載することをオススメします。
宅地として売却する場合に期間は、一般的な宅地の売却に要する3~6カ月に加えて、駐車場利用者の立退きと解体工事に要する2~3カ月程度かかるとされています。売却には時間がかかることを考慮して売却計画を立てましょう。
まとめ
駐車場用地は、そのまま駐車場として売却するか、宅地として売却するかによって、売却にかかる時間や手間が異なります。宅地として売却すると、広く購入希望者を探すことができますが、売却に時間がかかることを理解しておきましょう。
駐車場用地を売却する際にかかる費用などについては、前回コラム「駐車場用地の売却方法は?」で解説しています。合わせて参考にしてみてください。
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