空き家活用のメリットと活用方法

公開日 2026年4月6日

近年、全国で空き家が増加し、社会問題になっています。一方で、空き家はリフォームや用途転換などをすることで再活用できる可能性もあります。

今回は空き家の活用法について解説します。

空き家問題は地方だけの話ではない

近年、空き家は深刻な社会問題になっています。令和5年の総務省の調査によると、全国空き家率は約14%。これまで地方の問題というイメージがありましたが、今は都市部でも空き家が増加しています。空き家が放置されると地域に悪影響を及ぼす可能性があることから、活用や対策が求められています。

空き家活用のメリット

空き家を放置しておくこと、老朽化による倒壊や不法侵入による事故などのリスクが高くなります。窓が割れるなど外観が劣化していたり、ゴミの不法投棄があったりすると地域の景観を損ないますし、犯罪の温床になる可能性も。空き家は、適切に手入れをして安全性を保つことで、事故や災害、トラブルを防ぐ必要があります。
空き家を活用することは、このような問題を未然に防ぐことにつながります。

また、空き家を店舗やカフェ、シェアハウスなどに活用することで、新たな人の流れや雇用が生まれ、地域の活性化につながることもあるでしょう。空き家はまちづくりの資源として活用することができるのです。

空き家の活用方法

空き家には様々な活用方法があります。いくつかご紹介しましょう。

リフォームして住む

空き家の活用方法として最も一般的なのがリフォームして自分や家族の住まいにすることです。既存の建物をリフォームすることで、コストを抑えて住環境を整えることができます。地域によっては補助金制度を活用できるケースもあります。

売却する

空き家の活用が難しい場合には、売却を検討しましょう。売却は不動産会社を利用する他に、地域の空き家バンクに登録するという方法もあります。空き家バンクを利用することで、移住希望者への売却や地域の活性化を目的とした人への売却がしやすくなります。

相続放棄をする

相続財産の中に空き家があるが、老朽化していたり、遠方に住んでいて活用する予定がない場合などは、相続自体を放棄するという選択肢があります。相続をしなければ、空き家の管理責任や固定資産税を回避することができます。相続放棄をするには期限があるほか、他の相続人との関係もあるため注意が必要です。

賃貸住宅にする

空き家をリフォームや建て替えをして、賃貸住宅として活用すれば、住宅を探す人に住まいを提供でき、家賃収入も得られるなどのメリットがあります。単身者用や子育て世帯用、高齢者向けなど、地域のニーズに合った設備や間取りにすることで、地域に定住者を呼び込むきっかけになる可能性もあります。

店舗などにして利用してもらう

空き家を店舗などにリフォームや建て替えをして活用してもらう方法もあります。
築年数のある物件でも「味のある建物」として価値が見いだされることも。カフェや雑貨店などの店舗、ゲストハウスや民泊施設としても活用できるでしょう。高齢化の進む地域では、デイサービスやグループホーム、小規模多機能型居宅介護型施設に活用してもよいでしょう。
シェアオフィスやコワーキングスペースにすれば、リモートワーカーやフリーランスの拠点として活用でき、地域の交流や起業支援につながります。

トランクルームや貸倉庫にする

空き家が住宅地や交通の便が良い場所にある場合は、トランクルームや貸倉庫として活用することも可能です。貸出方法によっては、内装を大きく改修することなく活用することができます。

コインパーキングにする

大規模な改修や建て替えが必要な空き家は、更地にしてコインパーキング(時間貸し駐車場)として活用できます。立地の良い場所なら安定した収入が見込めます。コインパーキングの運営は専門の業者に委託することも可能です。

空き家活用の注意点

空き家を活用するには、建物の修繕やリフォーム、維持など様々な費用が発生します。
特に築年数が古い建物は大きな改修工事が必要になるケースもありますので、活用の目的に合わせた費用計画が重要となります。今ある建物が建築された時点から法的規制や条例が変わり、活用に制限が発生する可能性も。活用を検討する際は、様々なルールもしっかりと確認することが大切です。

また、店舗やカフェなどとして活用しても、需要の少ないエリアだとお客さんが定着せず、短期間で終了してしまうケースもあるようです。活用方法については、地域の特性を十分に理解した上で、長期的な視点で検討するとよいでしょう。

まとめ

所有する空き家をどうしたらいいか悩んでいる方は、今回ご紹介した活用方法を検討してみてはいかかでしょうか。「最も有効な活用方法は何だろう?」と迷った時は是非、いえうる窓口にご相談ください。

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