別荘を売るには?売却のためのポイントも解説

公開日 2025年5月5日

「相続した」「使わなくなった」などの理由から、別荘を手放したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。しかし、別荘はマイホームと異なり、売却が難しいことも多いようです。

そこで今回は、別荘を売却する際のポイントや注意点を解説します。

別荘は売れにくい?

一般的に別荘は売れにくいと言われています。
それは、別荘は自然豊かな環境や観光地などに建てられていて、交通アクセスの利便性が高くないことが多いからです。

また、通年で使用しない場合には第三者に管理を委託する必要があり、管理費がかかるケースも多く、温泉地では温泉使用料などもかかります。加えて、別荘地は固定資産税が高いケースも多く、地域によっては別荘税がかかることもあります。

このように、利便性の低さと維持管理にかかる費用の面から、別荘は売れにくいとされています。

別荘の需要に変化も

テレワークやリモートワークが一般的になった今、働き方やライフスタイルが多様化し、別荘には新たなニーズが生まれています。

田舎暮らしに憧れて郊外や地方への移住する方も増えており、移住先の住まいとして別荘の購入を検討する人が増えています。

また、都市部と地方のデュアルライフ(二拠点生活)のために別荘を購入するケースも増えているようです。

別荘を売却する際のポイント

一般的に別荘は売れにくいと言われていますが、新たな需要も生まれており、絶対に売れないということはありません。スムーズに売却するポイントがいくつかあります。

まずは、買い手が見つかるまで管理・メンテナンスを続け、購入した方がすぐにでも利用できる状態で販売をすることです。購入希望者の第一印象で売却できるかどうかが大きく変わりますので、できる限りキレイな状態で売却活動を進めましょう。

建物が老朽化している場合には、取り壊して更地として売却するのも一つの方法です。解体すべきか否か判断は慎重に行う必要がありますので、不動産会社としっかりと相談して決めるとよいでしょう。

少しでも早く売却したい場合には、最低売却価格を決めておくとよいでしょう。値引き交渉が長引くと購入希望者の気持ちが変わってしまうこともあるでしょう。売却は決断のスピードも重要ですので、妥協できる範囲で最低売却価格を決めておきましょう。

売却する際の注意点

別荘の売却は、一般的なマイホームの売却と異なり、税制上の優遇措置がないので注意しましょう。
生活に必要な居住用物件は売却して利益が出ても、大きな課税が発生しないよう特別控除などの優遇措置がありますが、生活必需品ではない別荘は売却して利益が出た分に課税されます。
売却にはコストがかかることを理解しておきましょう。

別荘の売却は不動産会社選びが重要

別荘を売却する際は、複数の不動産会社から見積もりを取り、別荘の取り扱い事例と豊富なノウハウのある不動産会社に依頼することが重要です。不動産会社にも、それぞれ得意不得意な分野がありますので、まずは別荘の取り合いの多い不動産会社を見つけましょう。

また、別荘地のエリアで営業している地元の不動産会社に依頼するのもよいでしょう。そのエリアに詳しい不動産会社ならその地域の特性を活かした売り方をしてくれます。

どうしても買い手が見つからないという時には、不動産会社に買い取りを依頼するのもひとつの方法です。買い取りだと価格が2~3割程度安くなってしまいますが、早く手放したい場合には不動産会社に相談してみるとよいでしょう。

まとめ

別荘はマイホームと違って売却が難しいケースが多くなります。複数の不動産会社から見積もりを取っても、どの不動産会社を選んだらいいか迷うこともあるでしょう。そんなときには「いえうる窓口」へご相談ください。「いえうる窓口」では別荘の売却に関するご相談も受け付けています。お気軽にご来店ください。

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